背中に感じる鈍痛からの回復事例

Y.Iさん 30代 女性 立ち仕事

【状況】


・3、4か月前から仕事後に背中に鈍痛が生じ、整形外科を受診。

特に骨には異常なく、電気治療と温熱治療を1か月受けたが改善しない。

・最近痛みの出ることが多く睡眠不足となり来院。

 

【分析】


・猫背が強く胸椎の動きも悪い

・痛みの部位に筋硬結がありこれがトリガーポイントとなって痛みを引き起こしていると考えられる。

 

【施術とその後の経過】


初回:胸椎の関節がロックしている部位を矯正し、動きを改善。

トリガーポイントにアプローチし痛みは10→7に減少。

2回目(初診から5日後):痛み10→8で来院。前回と同様の施術を行い、痛みが10→5となる。

3回目(初診から12日後):自発痛10→6で来院。施術後痛みは消失。

4回目(初診から19日後):自発痛10→3で来院。痛みはあまり気にならなくなったが、疲れがたまると以前ほどではないが痛みが出る。
10回目(初診から1ヵ月):気になるのは1週間の内1,2回となる。

背中(肩甲骨内側)の痛み

Y.Kさん 40代 男性 事務職

【状況】


・半年前より右肩甲骨内側に痛みがあり、夜眠れない。

・整形外科、整体などにも通院したが改善しない

・動いている時には気にならないが、ディスクワーク時や布団に入った時痛みを感じる。

・首を前屈すると痛みが強くなる。

・寝返りが辛い

 

【分析】


・1年ほど前に発症した肩関節周囲炎(四十肩)を発症

・常に背中の痛みに意識がいってしまい過敏症になっている。

・肩甲骨の可動域が減少し肩甲骨内側にある菱形筋への血流が不足し痛みを起こしているものと考えられる。

 

【施術とその後の経過】


初回:肩甲骨の可動域を改善するために胸椎の矯正を行った後、肩甲骨周辺の筋肉を弛緩させる。自発痛10→8。さらに肩甲骨内側の筋肉(菱形筋)のトリガーポイントにアプローチし自発痛10→6となる。

2回目(初診から2日後):自発痛10→7で来院。前回と同様の施術を行い自発痛み10→4となる。

3回目(初診から5日後):自発痛10→6。背部の筋膜リリース後、自発痛10→3となる。

4回目(初診から1週間):自発痛10→6。昼間はあまり気にならなくなったが、夜布団に入ると気になる。

6回目(初診から1ヵ月):ほぼ痛みは無くなる。