正座ができないほどの膝の痛みからの回復事例

M.Hさん 30代 女性 主婦

 

【状況】


・2か月前から右膝内側に痛みが出て正坐が出来なくなる

・1か月ほど整体に通院

・椅子から立ち上がる時に痛みが出る

・階段が上れない

・膝の伸展では痛みは出ない

・最近腰痛も発症

 

【分析】


・膝関節周辺の靭帯には異常は無く、

膝関節の内側にある筋(内側広筋)の硬結が原因し

膝関節の生理的な動きを妨げ痛みを発しているものと考えられる。

・膝関節周辺の筋群の異常は腰椎の回旋異常が原因となることが多く、

今回の場合も腰椎の右回旋制限があり、再発を防ぐためにも腰椎の可動域を改善する必要がある。

 

【施術とその後の経過】


初回:膝関節内側の筋肉を緩め骨盤、腰椎、膝関節の矯正を行っい

、椅子から立ち上がる際の痛みが消失した。

2回目から5回目:初回と同様の施術を行い正坐が出来るようになる。

8回目:痛みはあるものの階段が上れるようになる。

その後1か月で症状は消失。

股関節痛

40代男性

 

【症状】


8年前の交通事故以来、右股関節の可動域が減少し階段の上りや脚立に乗るのに痛みを伴うようになる。歩幅を広げて歩けない。

 

【検査】


股関節の可動域検査では外転(外側に開く)内転(内側に閉じる)動作は問題なく屈曲(モモを胸に近づける)動作では可動域が減少し屈曲45度でロック。仙腸関節にもサブラクセーションがあり。

 

【施術】


初回:仙腸関節矯正後に超音波にて大腿、殿部の筋肉を緩める。これにより可動域が90度まで回復したが、自力で股関節の屈曲が困難。

2回目:前回と同様の施術をし更にドロップテーブルにて股関節の矯正を行う。⇒可動域100度まで改善。

3回目:股関節の屈曲可動域100度を超える。自動運動で90度まで屈曲可能。歩幅を広げての歩行も出来るようになる。